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スタッフ 山本 卓弥(やまもと たくや)

2022.12.27

医学の道に入り、オステオパシー治療院いぶきで働くことになったこれまでの経緯を書かせて頂きます。

私は函館で三兄弟の長男として生まれました。

小さいときは両親、祖父母、周りの大人たちに可愛がられとても人懐っこく育ちました。

性格は明るく、周りの人が笑顔でいることがとても好きでした。

家族は仲が良く、特に母は子供たちにすごく愛情深い人でした。

母は子供3人の育児をしながら家事・仕事と毎日忙しくしておりました。そんなパワフルな母でしたがある時重い病気になり、札幌の病院に運ばれることになります。

その時「自分が母の病気を治したい」と思い医師になることを目指します。

猛勉強をして医学部を目指しましたが、医学部の壁は高く、受験することを諦めてしまいました。

1年浪人することも考えましたが、兄弟がいることもあり、迷惑はかけたくないという思いから理学療法学科に進学しました。

大学を卒業後は回復期リハビリテーション病院、急性期整形外科病院に計10年勤めました。

理学療法士としてリハビリする上で「患者さんに自信を持って出来る施術を見つけたい」という思いで色んな勉強会に参加しました。

その中でオステオパシーに出会うことになります。

オステオパシーの勉強会で、私が体験する側になり胸の骨の施術を受ける機会がありました。

施術は胸に手を当てているだけに見えるのですが、不思議と呼吸が楽に大きくなり、だんだん腰が楽になってくる感覚がありました。

実は私自身、長年腰痛に悩んでいて、いろんな施術やストレッチを受けても改善しませんでした。

その腰痛がオステオパシーでとても楽になりとても驚きました!

自分の腰痛は肉体的な問題だけでなく溜め込んでいた感情も関与していたということがわかり、その感情に対しても施術できるということが心に刺さりました。

日々病院で働きながら患者さんと接していくなかで

「リハビリで筋トレをする前に心の状態が整わないと運動できないよな」

「もっと患者さんの体と心の声に耳を傾けて心から元気になる姿を見たい」

こんな思いが募っていきました。

家族に色々な心配や負担をかけてしまうと思い、なかなか病院を辞められませんでしたが、

とうとう自分の気持ちに嘘を付けなくなり、

家族に自分の気持ちを正直に伝え、病院を辞めてオステオパシーをやろうと決めました。

オステオパシーをもう一度やりたい、そう思った時に一番最初に浮かんだ顔がオステオパシー治療院いぶきの院長方波見さんでした。

院長とはオステオパシーの勉強会で一緒で、当時から否定することなく私の施術の感覚を褒め伸ばしてくれていました。

オステオパシー治療院いぶきだったら “自分らしく成長しながらオステオパシーが出来るかもしれない” と思い院長にお願いして雇ってもらいました。

オステオパシー治療院いぶきで働き始めてから

私は元々 “お母さんに元気になって欲しい” という思いがあったので

産後ケアを中心に行っていました。

しかし色んなお母さん達と話している中で

“お母さんの心配事はお子さんのことが多い”ということに気付きました。

オステオパシーの施術はどんな人にもできるということがメリットです。

小さい頃からお母さんを助けたいとう思いがあったため、お母さんの心配事である赤ちゃんの施術がしたいという思いが強くなり、赤ちゃんを担当する機会をいただくようになりました。

沢山のお子さんを施術をさせていただくようになり、
頭や身体全体が整い、スクスクと成長していく様子が見られるとお母さんも安心した表情で過ごされるようになっていきました。

しかし、お子さんの施術をさせて頂くなかで症状が変わりにくいケースもありました。

オステオパシーでは家族全体を施術することが重要なのは聞いていました。

そのため、当院では家族で健康になってもらうために親子や家族でオステオパシーを受けることができるメニューを設けていました。

当初は親御さんを施術することの重要性がわかっていませんでしたが、
お子さんの施術が上手く行かない時に他のスタッフと一緒に親子で施術をすると
今までお子さんの施術だけでは変わらなかった状態が変わるという、驚くような体験をしました。

この経験を通して、親と子には繋がりがあるということを実体験を通して知ることができ、
本当にお子さんが健康になるには家族みんなで元気になっていくことが大切だということに気付きました!

お母さんの施術から始まり、
お子さん、
そして今は“家族みんなを元気にしたい!”

という思いがあります。

しかし、家族だけに関わっていても本当の意味で家族みんなを元気にすることは難しいということにも気付きました。

家族は職場など、社会からの影響も受け、それが家庭に影響した結果、家庭にストレスがかかり、家族の誰かが不調になったりもするからです。
そして、お子さんが両親のストレスや不調を感じ取り、お子さんまで影響してしまうという悪循環ができてしまいます。

子供専門でオステオパシーをしていたことで、オステオパシーが必要な人すべてに施術をすることが、まわりに周って、家族やお子さんの健康に繋がる、
これが本当の意味でオステオパシーを提供する意味だということにも気付けました。

これからは子供専門ではなく、
家族全体が元気になることに繋がるよう、
オステオパシーが必要なすべての方の施術させていただきたいと思います!

子供はもちろん、家族、その他どんな不調な方でもお気軽にご相談ください!

みんなが元気になれるよう全力で施術させていただきたいと思います!


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北海道札幌市中央区南1条西23丁目1-1 朝日ビル2F
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