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原因不明の”足のふらつき”とオステオパシー【札幌円山整体院が教える足のふらつきの治療法】
2025.06.02
足のふらつきは、病院の検査で異常が見つからないケースでも、日常生活に大きな不安をもたらします。
オステオパシーでは、“身体を一つのユニット”として捉え、様々な要素が複合的に影響しあうバランスの乱れを整えることで、ふらつきの根本改善を図ります。
足のふらつき、こんなお悩みありませんか?
電車やバスに立っているときに、急に“ぷるぷる”と揺れる感じがする
よくつま先が浮く、段差でよくつまずく
足裏に〝何か敷いているような〟感覚がある(しびれ・鈍さ)
長時間歩くと、片側の足だけが疲れやすい・重だるい
ふらつきのメカニズムについて
骨格アライメントの偏り
骨盤の左右差、背骨のねじれは重心のズレを招き、体を支える支持基盤が不安定に。
足関節のわずかな回内・回外も、体幹との連動が崩れ、ふらつきの一因になります。
筋膜ネットワークの緊張・癒着
足底から大腿、骨盤、さらには肋骨や頭蓋まで続く筋膜は、全身を包むシート状の組織。
部分的な癒着や硬さが連鎖的に引っ張りあい、体の滑らかな動きを阻害。
固有受容感覚の乱れ
関節や筋肉内にある“動きを感じるセンサー”が正常に作動しないと、位置情報が脳に届かずバランスが保てません。
足裏のセンサー(メルケル盤、パチニ小体など)の働きが弱まると、足先の位置感覚が曖昧に。
神経滑走性の低下
坐骨神経や脛骨神経の周りで軸をずらしていると、神経伝達に支障が出て“ジンジン”とした不安定感が。
反復動作や姿勢不良による神経ストレスを軽減することが重要です。
体液の停滞
関節内や、筋膜間を流れるリンパ・静脈血は、動きとともに循環。
動きが乏しいと滞ってむくみを招き、“重み”が感じられてふらつきに繋がります。
内臓―筋膜―骨格の相関
腎臓や膀胱、消化管などの内臓が硬さを持つと、それを包む筋膜が骨盤帯を引きつけます。
骨盤の動きが制限されると、下肢全体の連動性が低下し、バランス機能が乱れます。
オステオパシー的アプローチ
骨格調整:骨盤・脊柱・足関節のユニットアプローチで重心ラインを復元
筋膜リリース:足底から頭蓋まで連続する筋膜スリック技法でテンションバランスを最適化
神経モビリゼーション:神経周囲の癒着解除と滑走性向上で感覚・運動伝達を正常化
内臓リリース:内臓の可動性を回復し、筋膜・骨格への不要な牽引を緩和
体液の調整:CSFリズム(頭から背骨を通る体液のリズムの調整)を整え、自律神経バランスと中枢神経への圧力を最適化
自宅でできるセルフケア
足裏リリース:テニスボールを足裏でコロコロ、毎日1~2分間
骨盤ニュートラルストレッチ:仰向けで膝を立て、骨盤をゆっくり前後に揺らす
足首・神経ストレッチ:足首背屈+膝伸展で神経をやさしく伸ばす
片脚立ちバランストレーニング:まずは目を開けて30秒、慣れたら目を閉じる
呼吸連動エクササイズ:四つ這いで腹式呼吸し、横隔膜と骨盤底を連動させる
まとめ
足のふらつきは、単に筋力やバランス感覚の問題だけでなく、骨格、筋膜、神経、体液、内臓といった全身の複雑な連携の乱れから生じていることが多くあります。
オステオパシーでは、目に見える部分だけでなく、深層にある機能的なつながりに着目して、根本からの改善を目指します。
“検査では異常がない”けれど、なんとなく足元が不安定…
そんなときこそ、体全体の調和に働きかけるオステオパシーを一度体験することをお勧めします。
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