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早期発見が鍵となる側弯症・運動器検診の解説【札幌円山整体院が教える学校で行う健康診断の重要性について】
2025.03.29
側弯症は早期発見・早期治療をすることで、進行の抑制や側弯症自体を改善することが可能です。
最近では、小・中学校の健康診断でも側弯症などの運動器の問題がないかチェックする項目があります。
今回は一般的な項目とその他、身体の状態をチェックするための検査方法をご紹介します。
運動器検査の項目
- 視診・姿勢観察
立った姿勢で、肩の高さ、肩甲骨の位置、骨盤の高さ、背骨の曲がりがないか確認します。 - 前屈検査
前屈姿勢をとり、肋骨の高さの左右差や背中の非対称性を確認します。 - 片足立ち
5秒以上できない場合、股関節や足関節などに問題が見つかる可能性やバランス機能の問題が考えられます。 - 可動域検査
前屈・伸展・側屈の動作を観察し、左右差を確認する。どちらかに制限がある場合は、背骨の歪みや骨盤の歪みが影響している可能性があります。 - 挙上テスト
両手をバンザイし、肩や背中、肩甲骨の左右差を確認。片方の肩が上がりにくい場合や、肩甲骨の位置が非対称の場合は、背骨の歪みが影響している可能性があります。 - 足の長さの確認
足の長さを測ることで、骨盤の歪みや脊柱の歪みがあるかをチェックします。
これらの検査では、必ずしも関節や骨に異常があるとは限りません。
ただし、痛みや歪みが顕著の場合は、より精密な検査を病院ですることをおすすめします。
側弯症の検査の目的
健康診断で、側弯症の項目が入り始めたのは日本では2016年頃からです。
側弯症の検査を行う目的
・Cobb角10°(側弯症の診断基準)により側弯症の発見とし、医療機関の受診を進める。
・学校検診を行なっている例と、行なっていない例では、行なっていない例に比べて手術に至る件数が少ないというエビデンスがある。
・早期発見により、装具療法の効果が期待できる。
このように、学校検診から側弯症やその他疾患を未然に防いだり、進行を遅らせることができているというエビデンスが海外では多くあります。
日本でも、検査数や検査の質が高くなってきており、早期発見・早期治療の提案が進んできています。
側弯症は手術となる場合、身体への負担がとても大きい術式となります。
そのため、小学生や中学生の思春期に多発する側弯症の検査がとても大切になります。
当院での側弯症に対する施術
当院では側弯症に対する施術を行なっております。
側弯症は、身体の様々な影響を受けます。
特に思春期に発生する側弯症では、思春期特有のストレスや悩みが身体的な成長の妨げになってしまうなどの影響があります。
オステオパシーでは、身体的な問題に加えて、精神的・心理的な問題の施術も行うため側弯症にも非常に効果的です。
まとめ
側弯症を含めた運動器検診は、身体の状態を確認する大切な検査です。
早期発見による早期治療が、怪我や疾患の進行の抑制に繋がります。
オステオパシーでは、整形外科的疾患にも効果的です。
側弯症に影響を及ぼす、内臓や神経的な問題にも施術が可能ですので、お困りの際はお気軽にご相談いただければと思います。
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