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赤ちゃんの頭の形は「寝方」だけが原因じゃない【赤ちゃんの向き癖にお悩みの方】
2026.01.16
Contents
― 向き癖の奥にある、体からのサイン ―
赤ちゃんの頭の形について調べると、
「向き癖があるから」「同じ向きで寝ているから」
という説明を目にすることが多いと思います。
たしかに、向き癖や寝る向きは頭の形に影響します。
しかし実際の臨床では、それだけでは説明できないケースがとても多く見られます。
・向きを変えているのに歪みが強くなる
・抱っこすると、いつも同じ方向に反る
・向き癖が改善しない
こうした場合、原因は「頭そのもの」ではなく、身体全体の状態に隠れていることがあります。
「向き癖」は結果であって、原因ではないこともある
赤ちゃんがいつも同じ方向を向くとき、
それは単なる癖ではなく、身体が一番楽な姿勢を選んでいる結果であることがあります。
例えば、
-
首の片側だけが緊張している
-
背骨や胸郭の動きに左右差がある
-
片方に反る方が呼吸しやすい
このような状態があると、赤ちゃんは無意識に「楽な向き」を選び続けます。
その結果、頭の同じ場所に圧がかかり続け、形に影響が出てきます。
つまり、
向き癖 → 頭の歪み
ではなく、
身体の緊張・左右差 → 向き癖 → 頭の歪み
という流れになっていることも少なくありません。

胎内姿勢と出産時の影響
赤ちゃんの体は、生まれた瞬間から完成しているわけではありません。
妊娠中の胎内環境や姿勢、出産時に受けた圧の影響を色濃く残しています。
・子宮内で長期間同じ姿勢だった
・骨盤内で頭が一定方向に圧迫されていた
・分娩時に強い回旋や圧がかかった
これらの影響は、頭だけでなく
首・背骨・肋骨・骨盤といった全身に及びます。
オステオパシーでは、頭蓋骨だけを単独で見るのではなく、
それを支える体全体のバランスや緊張の連なりとして捉えます。
頭の形は、身体の状態を映し出す「結果の一部」なのです。
赤ちゃんの頭と体は、ひとつのユニット
赤ちゃんの頭蓋骨はとても柔らかく、
複数の骨が縫合によってゆるやかにつながっています。
この柔軟性は、成長にとって必要なものですが、
同時に身体の緊張や圧の影響を受けやすいという特徴もあります。
首が硬ければ頭の動きは制限され、
背骨の動きが少なければ、頭にかかる負担は増えます。
オステオパシーでは
「頭・首・背骨・内臓・呼吸」はすべて連動していると考えます。
だからこそ、
頭の形だけを整えようとするよりも、
身体全体が自然に動ける状態を取り戻すことが重要になります。

早期に気づくことの大切さ
赤ちゃんの体は、回復力と適応力にとても優れています。
月齢が低いほど、体は変化に柔軟に反応してくれます。
・向き癖が強い
・反り返りが多い
・抱っこすると落ち着かない
・寝かせると嫌がる
こうしたサインは、
「性格」や「個性」だけで片づける必要はありません。
身体からの小さなサインに早めに気づき、
無理のない形で整えてあげることで、
頭の形だけでなく、姿勢や動き、呼吸まで変わっていくことがあります。
「頭を見る=身体を見る」という視点
赤ちゃんの頭の形に悩んだとき、
「寝方を変えなきゃ」「向きを直さなきゃ」と
親御さんが頑張りすぎてしまうことがあります。
でも本当に大切なのは、
赤ちゃん自身が楽に動ける身体の状態かどうかです。
頭の形は、身体が出している結果のひとつ。
だからこそ、
頭だけでなく身体全体を見る視点が、赤ちゃんにとっても、親御さんにとっても
大切な選択になるのではないでしょうか。
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