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院長 方波見 将之(かたばみ まさゆき)

2022.12.27

私が理学療法士を目指したきっかけは大学に進学してからでした。
当時大学1年制だった私は、将来何をするんだろう?と18年間の人生ではじめて考え始めました。
当時の無知な自分は『大学卒業後はサラリーマンか…』と悩むようになりました。
今となってはサラリーマンにも色々あるので、自分に向いた仕事もあったとは思いますが、当時はそんな事も考えられず『サラリーマンなんて自分には向いていないな…』と大学卒業後の進路に不安を感じました。

そこから『何か自分に向いている仕事はないかな?』
と考えるようになり色々な仕事を調べるようになりました。

仕事を調べる上で『せっかく仕事をするんだから困っている人を助けられたらいいな』という思いがありました。
そんな時に見つけた仕事が理学療法士という仕事でした。

理学療法士という仕事を当時初めて知り、ケガや病気などの後に社会復帰をするお手伝いをしたり、痛みで困っている人を手助けするという仕事はとても魅力的に感じました。

私は小さい頃から周りの人に温厚で優しいと良く言われていたので、『理学療法士なら、自分の性格を活かしながら困っている人を助けられる!』と思い、大学を辞め、理学療法士になることを決意しました。

学校進学後は無事国家資格を取得し、
総合病院で3年間、中枢神経系、神経難病のリハビリをしていました。
中枢神経系、神経難病の方で身体を動かしにくい方であっても、痛みで困っている方が多く、痛みのせいでより身体を動かしにくくなり、生活が思うようにできないという方のリハビリをたくさん担当してきました。

痛みがなければもっと楽に生活ができるという患者さんのリハビリを多く経験してから痛みについて興味を持ち、整形外科の分野でより痛みに関わるリハビリがしたいと思い、整形外科に転職することにしました。

整形外科では、腰痛、肩こり、痺れなど様々な痛みを主訴にして来院される方がたくさんいました。
今まで痛みについて興味があったため、このような方達のリハビリをすることが楽しみで整形外科で働き始めたのですが、
実際に想像していたものとは違い、リハビリで良くなる人もいれば、思っていたような効果が出ない人もたくさんいました。

腰痛が半年以上続いている…
いつも肩こりがある…
2年以上手が痺れている…

その他にも頭痛や胃腸の痛み、めまい、自律神経の乱れや更年期障害など様々な症状を併発している人がたくさんいました。

『こんなに慢性化したり、重症化してしまう前に早く病院に来ていれば健康でいられたのかもしれないのに…』
『こんな方達にも何かできることはないかな?』

と考えるようになり様々な治療法を学びました。

筋膜リリース、トリガーポイント、ボディワーク、カイロプラクティック、波動療法などを学んでいきました。
これらを学んだことで今までより良くなる患者さんは増えていったのですが、それでも全く良くならない患者さんもいたのです。

『この方達はいったい何をやったら良くなるのだろう?』と悩んでいた時に出会ったのがオステオパシーです。

オステオパシーは理学療法をやっていた頃に、理学療法士が行っている徒手療法の源流はオステオパシーだとは聞いていたため、名前は知っていました。
たまたま悩んでいたこの時期に札幌でオステオパシーのセミナーがあるということを知り、より良い方法を探していた僕はまずは1度受けてみようと迷わず申し込みました。

その時初めて受講したオステオパシーのセミナーでの講師の先生の圧倒的な技術力とオステオパシーの人間に対する考え方に衝撃を受けました。

肉体だけでなく精神的な部分も大事にするということ、

全身は繋がっており、全く関係のなさそうな場所が原因となることもあり、足の問題が頭痛になるような可能性もあるということ、

症状が出ているのは全体のバランスを取るための結果に過ぎないということ、

全身のあらゆる場所を施術するということ、

そして痛みや痺れなどの整形外科疾患はもちろん、
胃腸などの消化器や内科疾患、
生理痛や不妊症などの婦人科系、
中耳炎や多動症などの小児疾患、
トラウマや精神疾患など、
通常病院にかかるようなあらゆる疾患に対して施術が可能ということを知り、

『今僕が悩んでいる方はこのオステオパシーができれば救えるのではないか?』
そして、『もっと様々な症状でお困りの方の手助けができるかもしれない!』と考えるようになったのです。

そこからできるだけ早くオステオパシーができるようになりたいという一心で、週末は関東や関西にオステオパシーを学びに行くという日々が2、3年続きました。

セミナーに参加して帰ってきた翌日から学んで来たものを実践していくということを繰り返していました。

そうすると今まで悩んでいた患者さんから『楽になってきた』という声が聞けるようになってきたのです。
そして、『方波見先生が担当で良かった』と言ってもらえることが今まで以上に増えてきたのです。

オステオパシーを学んで良かったという思いと共に、

痛みなどのお悩みだけでなく、内科疾患や婦人科疾患、小児疾患やトラウマのある方などにもオステオパシーを受けてほしいという思いが強くなっていきました。

病院勤務では自分の思うような施術ができないため、病院を辞め、札幌円山でオステオパシー治療院いぶきをオープンしました。

『良くなりたい』と思う方のお力になれるよう現在も初心を忘れず、オステオパシーをより深めるために学び続けているのはもちろんですが、
ヒーリングやトラウマケアなど様々な角度から人間といういもの理解するために学び続けています。

2022年からは山本、2024年には荒川が加わりました。
これからは3人体制でより多くの不調でお困りの方、
将来も健康で幸せに生活をしていきたいという方のお力になれるよう今後も活動していきたいと思います。


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