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側弯症を治すには病院か整体か?【札幌円山整体院が教える側弯症の治療方法の選択の仕方】
2025.02.08
Contents
側弯症の病院とオステオパシー(整体)の選び方
側弯症の治療にはリハビリや装具療法、重度の場合は手術療法などの病院で受けるものや、整体やオステオパシーで受けられる施術があります。
今回は病院で受ける治療と整体で受ける施術の違いについて説明していきます。
病院での治療
メリット
1.正確な診断が可能
・X線、MRI、CTなどの画像により、側弯の角度や進行具合を客観的に評価できる。
・同時に他の疾患があるかどうか(神経系や骨の異常)も確認できる。
2.進行性の側弯症への対応が可能
・側弯が悪化するリスクがある場合、適切な管理が受けられる。
3.重度の場合、手術が可能
・側弯の進行が進み側弯の角度が45度以上になった場合、脊椎固定術などの手術の治療が可能である。
4.保険適用がある
・診察される、装具療法、リハビリ、手術など、多くの治療が健康保険の適用範囲内で受けられるため、費用負担が軽減される。
デメリット
1.対処療法が中心になりがち
・「進行を止める」ことが主目的であり、「根本的な原因を解消する」アプローチが少ない。
・特に装具療法は、筋力や姿勢の改善には直接影響を与えない。
2.治療の選択肢が限界になる
・軽度の側弯症に対しては、病院では「経過観察」だけになることが多い。
3. 手術のリスク
・神経損傷、感染、固定後の可動域制限などのリスクがある。
・術後のリハビリが必要で、完全に元の状態に戻らない可能性がある。
4. 個別対応が難しい
・医療機関では標準化された治療プロトコルがあり、個人の生活習慣や姿勢の癖に細かく対応することが難しい。
オステオパシーでの施術
メリット
1.身体全体のバランスを調整できる
・側弯症だけに限らず、筋・関節・神経・内臓のバランスを整える施術が行える。
・特に神経系や内臓のバランスを整えることで姿勢や呼吸の改善に繋がる。
2.痛みや違和感などの感覚の緩和
・施術効果には血流改善や自律神経を整える効果もある。
・姿勢や筋肉の緊張が和らぎ、痛みや感覚の違和感、ストレスの緩和になる。
3.施術がソフト
・リハビリや、手術とは違い身体へのリスクはない。
4. 個別対応が可能
・施術者が患者の状態を細かく観察し、ライフスタイルや姿勢習慣に合わせた調整ができる。
デメリット
1. 治療効果が個人差になる
・効果が出るまでは個人差があるが、時間がかかることがある。
2. 重度の側弯症の矯正は難しい
・手術レベルの側弯では、オステオパシーだけでの改善は難しいかもしれません。
3. 保険適用外のため費用がかかる
・オステオパシーは自由診療のため、病院とは違い費用がかかる。
その分、病院で行っている治療以外のアプローチが多いため、病院で良くならない方にはおすすめです。
病院とオステオパシーどちらを選ぶべきか?
病院が適している場合
・診断が必要な場合(画像検査、進行具合の確認)
・側弯が進行している場合(コルセットや手術の検討)
・側弯が重度の場合(手術が必要な可能性がある)
・成長期の子ども(健康診断などで引っかかる子が増えており、進行予防のための管理が必要)
オステオパシーが適している場合
・軽度の側弯症で姿勢や筋肉のバランスを整えたい場合
・痛みや違和感があるが、手術は不要な場合
・身体の使い方を改善し、身体の負担を減らしたい場合
・病院では経過観察となったが、施術を受けたい場合
病院・オステオパシー両方をうまく利用することが大切
病院の治療とオステオパシーは、それぞれ得意とする分野が異なります。
そのため、両方のメリット、デメリットを理解し個人にあった最適なケアを受けることが重要です。
1. 病院での診断⇨オステオパシーで筋肉・神経・内臓の調整
・正確な診断を受け、自分の状態を理解してからその根本の問題をオステオパシーで改善することが大切です。
2. 成長期の装具療法とオステオパシー
・コルセット装着中はあくまで進行を予防するもので、側弯症の根本改善にはなりません。装具療法で側弯の進行を抑えつつ、オステオパシーで姿勢や痛みの改善をすることをおすすめします。
3. 手術後のリハビリとしてオステオパシーを活用
・術後の疼痛や筋肉の緊張、自律神経の乱れにはオステオパシーが効果的です。
まとめ
病院は「診断と進行抑制・手術の選択」、オステオパシーは「痛みの緩和と姿勢・可動域の調整」が強みです。側弯症の状態に応じて、どちらもうまく利用するのが理想的なアプローチに繋がります。
病院とオステオパシーどちらに行くか決めかねている方の参考になればと思います。
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