PMDD(月経前不快気分障害)
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PMDD(月経前不快気分障害)について
PMDD(月経前不快気分障害)とは
PMDD(Premenstrual Dysphoric Disorder/月経前不快気分障害)とは、月経前に強いイライラ、抑うつ、不安、集中力低下、倦怠感などが現れる症状のことを指します。
一般的なPMS(月経前症候群)よりも精神的な症状が強く、生活や人間関係、仕事に大きな支障をきたすことが特徴です。
症状は排卵から月経までの「黄体期」に現れ、月経が始まると軽減または消失します。女性ホルモンの変動に伴う心身の不調として軽く扱われがちですが、実際にはうつ病や不安障害に似た重度の精神症状を伴うこともあります。

PMDDの症状
主な症状には以下のようなものがあります。
・強い怒りやイライラ、他人に対する攻撃的な感情
・気分の落ち込み、無気力、涙もろさ
・不安感や焦燥感、過敏な反応
・集中力の低下、判断力の鈍り
・睡眠障害(眠れない/過眠)
・食欲の増減、過食・甘いものへの欲求
・身体的症状(頭痛、腹痛、胸の張り、倦怠感など)
これらは「気の持ちよう」ではなく、身体の内側で起きているホルモン・神経・循環の変化が原因であり、心身両面からのケアが必要です。

PMDD(月経前不快気分障害)の状態チェックリスト
- 生理前に激しい怒りやイライラ
- 些細なことで涙が出る
- パートナーや家族にあたってしまう
- 自己嫌悪が強くなる
- 生理が来るとスーッと楽になる
- 集中できない
- 無気力・倦怠感が強くなる
- 食欲が異常に増す/減る
- 睡眠リズムが乱れる
- 感情の浮き沈みが極端になる
札幌市中央区円山公園駅の整体院が伝えるPMDDの原因
PMDDは「女性ホルモンの変動によるもの」と言われますが、実際にはホルモンだけでは説明できないほど複雑な要因が絡んでいます。
1. 自律神経の乱れ
排卵後、ホルモンの影響で体温が上昇し、交感神経が優位になります。ストレスや疲労が重なるとこの状態が長引き、眠れない・動悸がする・不安感が強いといった症状が出やすくなります。

2. 骨盤内のうっ血と循環不良
長時間の座位や冷え、姿勢の乱れにより、骨盤内の血液やリンパの流れが滞ると、ホルモンの代謝がうまくいかず、下腹部の張りや倦怠感、イライラなどを強めます。
3. 肝臓・内臓の機能低下
肝臓はホルモンの分解や代謝を担う重要な臓器です。過労、食生活の乱れ、ストレスなどで肝臓の働きが落ちると、体内に余分なホルモンが滞留しやすくなります。これが感情の不安定さを助長します。

4. 胸郭・横隔膜の緊張
胸郭や横隔膜の動きが制限されると、呼吸が浅くなり、自律神経が過敏に。月経周期に伴う情緒不安定が強く出やすくなります。
5. 頭蓋・脳循環のアンバランス
ホルモン分泌を司る視床下部・下垂体の働きが乱れると、脳と身体のホルモンバランスにズレが生じます。頭蓋骨の微細な歪みがこの働きを妨げているケースも少なくありません。

根本的な要因(心理面の影響)
感情の抑圧と自己犠牲の傾向
PMDDの根底には、「本音を抑えて周囲に合わせすぎている」傾向が見られることが多いです。
→ 「嫌と言えない」「期待に応えなければ」という思いが積み重なり、月経周期のホルモン変動によって心身のバランスが崩れると、抑えていた感情が一気に表面化します。
自己否定感・完璧主義
「ちゃんとしなければ」「弱い自分はダメ」という強い自己批判が、月経前の不安や怒りとして現れます。
→ 自分を責める心の癖が、体のリズムに反応して増幅する状態。
女性性との葛藤
女性であること、月経というサイクルそのものを「面倒」「不便」「恥ずかしい」と否定的に感じていると、身体が「女性としての自然なリズム」を受け入れにくくなり、症状が強まる傾向があります。
抑え込んだ怒りの噴出
PMDDでは、理不尽さや我慢してきた怒りが爆発することがあります。
→ 「もう限界」「わかってほしい」「認めてほしい」という心の叫びが、ホルモンの変動をきっかけに表面化している状態です。

札幌で整体を受けるならオステオパシー治療院いぶきへ
札幌で整体を探すと多くの整体院がありますが、オステオパシー治療院いぶきには大きな特徴があります。
スタッフ全員が元理学療法士でオステオパシーを基軸とした施術
スタッフは札幌の病院に勤務していた元理学療法士でオステオパシーを用い、身体全体を総合的に調整します。
PMDDの原因は自律神経の問題だけでなく、姿勢や体液循環、心理的問題の影響も関係していることが多く、単なるマッサージや一時的な施術では改善が難しいケースも少なくありません。
オステオパシーでは、身体の根本的なバランスを整えることで、自然治癒力を引き出します。
身体的要因と心理的要因の両側面からのアプローチ
札幌の整体院では珍しく、身体面と心理面の両方からアプローチを行うことで、最短での改善を目指します。

円山公園駅から徒歩5分の通いやすい立地
札幌の地下鉄東西線「円山公園駅」から徒歩5分にあり、札幌市内や近郊からもアクセスが良好です。
円山クラスや北海道神宮なども近く、買い物やお仕事帰りにも立ち寄りやすい整体院として、多くの方に選ばれています。

プライバシーが配慮された個室での施術
札幌にある整体院では珍しい、完全個室ですので他の施術を受けている方の話し声などを気になさらずリラックスして受けていただけます。
どんなことでもお気軽にご相談ください。

一人ひとりに合わせた丁寧なカウンセリングと整体
札幌で整体を受けられる方の多くは「病院に行ったけれど原因がはっきりしない」「薬では改善しなかった」というお悩みをお持ちです。
オステオパシー治療院いぶきではカウンセリングと検査を大切にし、PMDDの根本原因を見極め、オーダーメイドの整体を行います。
世界基準の教育を受けている
札幌にはオステオパシーを数回の研修でオステオパシーをしているという整体院も存在しますが、当整体院の院長方波見は長年オステオパシーを学んでおり、今でも年間200時間以上、世界で活躍する医師からオステオパシーを学んでいます。
札幌では正式なオステオパシーの学校に行っているのは当院だけです。

スタッフと共に知識や施術技術を共有し、日々研鑽しております。
些細なお悩み〜難治性のどこへ行っても良くならない方まで幅広く対応します。
誰でも受けられる安心安全な施術
当整体院の行うオステオパシーは力を使うものから、痛みが苦手な人にも施術が可能なソフトな手技もあり、様々なニーズにお応えすることが可能です。
札幌では珍しい赤ちゃんの整体も行っているのも大きな特徴の一つです。

根本原因を見つけて、どんな所でも施術可能
根本原因と言われているものの多くは当整体院ではただのきっかけや表面上の問題であると考えることがほとんどです。
内臓、神経、血管、リンパ、脳、筋・骨格など多くの整体院では施術対象としないような場所まで必要に応じて施術をします。
本当の根本原因を見つけ、早期改善と再発防止に努めます。

札幌整体でPMDDを改善したい方へ
PMDDでお悩みの方へ
「生理前になると気分が落ちる」「理由もなく涙が出る」「家族に当たってしまう」
それはあなたの性格の問題ではなく、身体からのSOSです。
身体を整えることで、心の揺れも穏やかになります。オステオパシーは、ホルモンバランスだけでなく、自律神経・内臓・脳の働きを整えることで、月経前の不調を軽減し、安定した心身を取り戻す手助けをします。

当院のアプローチ方法
オステオパシー治療院いぶきでは、PMDDに対して以下のような包括的なアプローチを行います。
① 骨盤内の循環改善
骨盤や仙骨の動きを整え、血液やリンパの流れを促進。ホルモン代謝を助け、下腹部の張りや痛みを軽減します。
② 横隔膜・胸郭の解放
浅くなった呼吸を深めることで、交感神経の過緊張を和らげ、不安やイライラを落ち着かせます。
③ 肝臓・内臓機能の回復
肝臓や胃、腸などの動きを促すことで、ホルモンの代謝を改善し、身体のだるさや情緒不安定を緩和します。
④ 頭蓋・脳循環の調整
頭蓋骨や頸部の緊張を緩め、ホルモン分泌を司る中枢(視床下部・下垂体)の働きを整えます。
⑤ 心身統合の施術(ソマティックアプローチ)
ストレスや抑圧された感情が身体に残っている場合、それを安全に解放し、安心できる身体状態へ導きます。
これらを組み合わせることで、薬に頼らずとも、月経周期を通して穏やかに過ごせる身体をつくっていきます。
Q&A|札幌整体 「オステオパシー治療院いぶき」 PMDD編
Q1:PMSとPMDDの違いは?
→ PMSは身体的症状が中心ですが、PMDDは感情面の波が強く、生活に支障が出るほどの精神的な不調を伴います。
Q2:薬を飲んでいますが、整体を受けても大丈夫ですか?
→ はい。薬の効果を妨げることはありません。身体の緊張を和らげることで、薬の効き方が穏やかになる方もいます。
Q3:何回くらいで変化を感じますか?
→ 個人による差がありますが、3~5回ほどで睡眠や気分の変化を感じる方が多く、継続で月経周期が安定していくケースが多いです。
Q4:生理中でも受けられますか?
→ 出血や痛みが強くなければ受けていただけます。生理後のほうが効果を実感しやすい方もいます。
Q5:精神的な不調が整体で改善するのですか?
→ はい。心の状態は身体の緊張や循環と深く関係しています。身体を整えることで、心の安定を取り戻すサポートが可能です。
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