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産後の尿漏れが治らない原因は?いつまで続くの?【札幌の整体院が教える原因と対策法】

2025.03.26

「尿漏れがひどくて日常生活に支障がある」

「いつ治るんだろう」

こんなお悩みはありませんか?

産後の尿漏れは、出産後に多くの女性が経験する問題です。

この記事では、産後の尿漏れの原因や改善方法、そして回復にかかる時間について詳しく解説します。

尿漏れの原因

骨盤底筋のゆるみ

骨盤底筋とは、骨盤の底にあり子宮や膀胱を支える役割をしている筋肉です。

骨盤底筋は妊娠中は子宮などを支えるため引き伸ばされ、出産時にダメージを受けます。

出産によるダメージが骨盤底筋の働きを低下させてしまい、産後の尿漏れにつながる可能性があります。

女性ホルモンの影響

妊娠中に放出される女性ホルモン(エストロゲン)は骨盤底筋の機能を高める働きがあります。

妊娠中と出産後では女性ホルモンのバランスが大きく変わり、エストロゲンが低下することで尿漏れの原因となる可能性があります。

分娩方法

経腟分娩は産後の尿失禁のリスクが高いです。

分娩時間が長いほど骨盤底筋に負担がかかりやすくなります。

産後の尿漏れはずっと続くのか?

多くは産後6~8週程度で軽快すると言われていますが、

産後2年経っても20%の方に尿漏れが残ってしまうという報告もあります。

妊娠・出産で骨盤底筋や神経組織に大きく負担がかかった場合は回復に時間がかかる場合があります。

2か月以上続く場合や、量や頻度が多い場合は泌尿器科やかかりつけの産婦人科等に相談することをお勧めします。

放っておくと慢性化したり、年齢とともに再発する可能性もあります。

尿漏れの対策

身体の回復を促す

出産後6~8週は産褥期と呼ばれ、産後の身体が大きく変わってくる時期です。

無理をせず横になって、身体を回復させられるよう過ごすことが大切です。

この時期は負担のかかる仕事は極力避け、身体を休ませることが尿漏れ対策にもなります。

骨盤底筋トレーニング

骨盤底筋を鍛えると、膀胱を支える筋肉が鍛えられ尿漏れの改善に繋がります。

会陰部の痛みが治まったタイミングで行ってみましょう。

【方法】

仰向けに寝る

膝を立て足を肩幅に開く

おしっこを我慢する感覚で下腹部に力を入れたまま5~10秒キープする

力を抜いてリラックス

これを1セットとして10回行う

これを毎日行いましょう。

姿勢や生活習慣を改める

正しい姿勢を保つことは、骨盤底筋を含め、インナーマッスルの活性化に繋がります。

姿勢改善のためにオステオパシーを受けるのもオススメです。

適切な水分補給をする

尿漏れが怖く、水分の摂取を控えてしまう方がいらっしゃいます。

身体の水分不足はホルモンバランスの乱れなどにも繋がるため、

適正量の水分を摂取し、尿意を感じたらすぐにトイレに行くようにしましょう。

一気に水分をとるのではなく、少量ずつこまめにとることが良いです。

尿漏れ改善にも効果のあるオステオパシー施術

オステオパシーでは、

骨盤や背骨の歪みだけでなく

内臓や血管、神経に対するアプローチも可能です。

早い段階でケア出来ることは、年齢を重ねた時の再発防止にも効果的です。

オステオパシーについて詳しくはコチラ

最後に

身体の回復速度は人によって異なります。

産後はお母さんの身体を休ませることを一番に考え、

家族や周りの人に理解してもらいながら、しっかり元気な状態に戻っていきましょう。

尿漏れの心配なく、お子さんと笑顔で過ごせることを願っております!

尿漏れでお困りの方はお気軽にお問い合わせください。


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